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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻11号

2011年11月発行

文献概要

特集 内科 疾患インストラクションガイド―何をどう説明するか 感覚器の疾患・そのほか

扁桃炎と扁桃肥大

著者: 竹腰英樹1 加我君孝12

所属機関: 1国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科 2国立病院機構東京医療センター臨床研究センター

ページ範囲:P.652 - P.656

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どのような病気なのでしょうか

▲扁桃が大きいことを扁桃肥大といいます.扁桃肥大により呼吸や睡眠障害を生じることもあります.

▲扁桃が赤く腫れて炎症を起こすのが急性扁桃炎であり,扁桃炎を年に4~5回以上繰り返す場合を習慣性扁桃炎(慢性扁桃炎)といいます.

▲扁桃肥大があるからといって扁桃炎を起こしやすいとは必ずしもいえません.

参考文献

1)武市佳代子,他:学校健康診断におけるMackenzie分類の再評価.日扁桃研会誌29:237-248, 1990
2)Brodsky L, et al:A comparison of tonsillar size and oropharyngeal dimensions in children with obstructive adenotonsillar hypertrophy. Int J Pediatr Otorhinolaryngol 13:149-156, 1987
3)扁桃炎研究会:急性咽頭・扁桃炎診療ガイドライン(案).化療の領域22:418-421, 2006
4)松尾清一,他:IgA腎症診療指針.第3版,日腎会誌53:123-135,2011
5)睡眠呼吸障害研究会:成人の睡眠時無呼吸症候群診断と治療のためのガイドライン,メディカルビュー社,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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