文献詳細
文献概要
今月の主題 内科診療に役立つメンズヘルス メンズヘルスの視点で診る生活習慣病
骨粗鬆症をどう診るか
著者: 森聖二郎1
所属機関: 1東京都健康長寿医療センター臨床研究推進センター
ページ範囲:P.1913 - P.1916
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★男性では,骨粗鬆症の罹患率ならびに骨折発生率は,女性の約3分の1と推計される.
★骨折後の死亡リスクの上昇ならびに生活障害の度合いは,男性が女性より深刻である.
★男性でも,骨量の減少は主としてエストロゲンの減少によりもたらされている.
★ビスフォスフォネート製剤の骨密度増加効果に関しては,男性は女性とほぼ同等である.
★男性では,骨粗鬆症の罹患率ならびに骨折発生率は,女性の約3分の1と推計される.
★骨折後の死亡リスクの上昇ならびに生活障害の度合いは,男性が女性より深刻である.
★男性でも,骨量の減少は主としてエストロゲンの減少によりもたらされている.
★ビスフォスフォネート製剤の骨密度増加効果に関しては,男性は女性とほぼ同等である.
参考文献
1)山本逸雄:骨粗鬆症人口の推定.Osteoporo Jpn 7:10-11, 1999
2)折茂 肇,坂田清美:第4回大腿骨頸部骨折全国頻度調査成績―2002年における新発生患者数の推定と15年間の推移.医事新報No. 4180:25-30, 2004
3)Aaron JE, et al:The microanatomy of trabecular bone loss in normal aging and women. Clin Orthop Relat Res 215:260-271, 1987
4)Slemenda CW, et al:Sex steroids and bone mass in older men;Positive associations with serum estrogens and negative associations with androgens. J Clin Invest 100:1755-1759, 1997
5)Khosla S, et al:Relationship of serum sex steroid levels to longitudinal changes in bone density in young versus elderly men. J Clin Endocrinol Metab 86:3555-3561, 2001
6)MacLean C, et al:Systematic review;Comparative effectiveness of treatments to prevent fractures in men and women with low bone density or osteoporosis. Ann Intern Med 148:197-213, 2008
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