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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻12号

2011年11月発行

文献概要

今月の主題 内科診療に役立つメンズヘルス テストステロン減少によるLOH症候群とED治療

男子性腺機能低下症の鑑別診断と治療

著者: 柳瀬敏彦1 竹之下博正1 明比祐子1

所属機関: 1福岡大学医学部内分泌・糖尿病内科

ページ範囲:P.1938 - P.1941

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ポイント

★男子性腺機能低下症は高ゴナドトロピン性(原発性)と低ゴナドトロピン性(続発性)に分類される.

★治療適応は,年齢,未婚・既婚,挙児希望の有無,患者や家族の希望といった種々の背景を考慮し決定する.

★治療は原則として高ゴナドトロピン性(原発性)ではテストステロン補充療法を,視床下部性ではLH-RHパルス療法もしくはhCG/hFSH療法(自己皮下注射),下垂体性ではhCG/hFSH療法を行う.

参考文献

1)柳瀬敏彦:性分化異常症.杉本恒明,矢崎義雄(編):内科学,第9版,pp 1425-1430,朝倉書店,2007
2)大庭功一,柳瀬敏彦:性腺機能低下症.寺本民生,片山茂裕(編):講義録 内分泌・代謝学,pp153-157,メジカルビュー社,2009
3)柳瀬敏彦:性腺機能低下症.山口 徹・他(総編集):今日の治療指針2006年版―私はこう治療している,pp 567,医学書院,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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