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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻12号

2011年11月発行

文献概要

今月の主題 内科診療に役立つメンズヘルス テストステロン減少によるLOH症候群とED治療

今注目されるLOH症候群の診断と治療

著者: 重原一慶1 高栄哲1 並木幹夫1

所属機関: 1金沢大学大学院医学系研究科泌尿器科

ページ範囲:P.1943 - P.1946

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ポイント

★LOH症候群の診断はAMSスコアによるスクリーニングと遊離テストステロン値の測定によって行う.

★遊離テストステロン値が8.5pg/ml未満の場合,LOH群としてARTを第一に行う.

★本邦では,ARTとしてエナント酸テストステロンの注射療法が最も一般的に行われている.

★副作用として,前立腺癌および前立腺疾患,多血症の監視が必要である.

参考文献

1)「LOH症候群診療ガイドライン」検討ワーキング委員会:加齢男性性腺機能低下症候群診療の手引き,じほう,2007
2)岩本晃明・他:日本人成人男性の総テストステロン,遊離テストステロンの基準値の設定.日泌会誌95:751-760, 2004
3)高 栄哲,並木幹夫:性ステロイドホルモン製剤の種類と特徴(3).アンドロゲン製剤.HORM FRONT GYNECOL 18:135-139, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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