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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻13号

2011年12月発行

文献概要

今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代 がん診療で期待される内科医の役割

腫瘍内科医の役割とは

著者: 松本光史12

所属機関: 1兵庫県立がんセンター腫瘍内科 2兵庫県立がんセンター外来化学療法室

ページ範囲:P.2062 - P.2065

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ポイント

★腫瘍内科の役割とは,与えられた環境により異なるが,その根本は「腫瘍内科学を基盤にして,臓器横断的にがん患者を診療する」ことにある.

★殺細胞性抗がん剤や分子標的治療薬などのいわゆる「がん薬物療法」を実施する主体としての役割のほかに,治療方針確定前,すなわち診断のプロセスでの対応,積極的薬物療法を中止して緩和療法へ移行するプロセスでの対応,治癒目的の治療が終了して経過観察中のサバイバーシップ的な問題への対応など,本来果たすべき役割は多岐にわたる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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