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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻13号

2011年12月発行

文献概要

今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代 内科医が知りたいがんの知識 【がんの診断と治療】

原発不明がんの診断はどのようにするのか

著者: 河野勤1

所属機関: 1佐々木研究所附属杏雲堂病院腫瘍内科

ページ範囲:P.2090 - P.2093

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ポイント

★原発不明がんは全体として予後不良であるが,一部に予後良好群が含まれているため,確実な診断が重要である.

★予後良好群は8つあり,特定の治療を行うことで長期生存が期待できる.

★免疫組織学的マーカーによって原発巣の推定が可能な場合があるため,病理医との連携が重要である.

参考文献

1)Greco FA, et al:Cancer of unknown primary;Progress in the search for improved and rapid diagnosis leading toward superior patient outcomes. Ann Oncol, 2011
2)Hainsworth JD, Fizazi K:Treatment for patients with unknown primary cancer and favorable prognostic factors. Semin Oncol 36:44-51, 2009
3)Oien KA:Pathologic evaluation of unknown primary cancer. Semin Oncol 36:8-37, 2009
4)Varadhachary GR, et al:Carcinoma of unknown primary with a colon-cancer profile-changing paradigm and emerging definitions. Lancet Oncol 9:596-599, 2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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