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今月の主題 関節リウマチを疑ったら―診断・治療のUpdateと鑑別すべき膠原病 関節リウマチ診療Update
関節リウマチ診断時に行う検査
著者: 津田篤太郎1
所属機関: 1JR東京総合病院リウマチ膠原病科
ページ範囲:P.176 - P.179
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★関節リウマチ新分類基準では,「ほかの疾患で説明できない」滑膜炎の存在が前提である.
★感染症・代謝性疾患やほかの膠原病との鑑別のため,適切に検査を施行する必要がある.
★診断特異的な検査(リウマトイド因子・抗CCP抗体など)の有用性と限界の理解が重要である.すなわち「リウマトイド因子陰性・CCP陰性だからリウマチではない」は間違い.「CRP・血沈正常だからリウマチではない」も間違いである.
★関節リウマチ新分類基準では,「ほかの疾患で説明できない」滑膜炎の存在が前提である.
★感染症・代謝性疾患やほかの膠原病との鑑別のため,適切に検査を施行する必要がある.
★診断特異的な検査(リウマトイド因子・抗CCP抗体など)の有用性と限界の理解が重要である.すなわち「リウマトイド因子陰性・CCP陰性だからリウマチではない」は間違い.「CRP・血沈正常だからリウマチではない」も間違いである.
参考文献
1)岸本暢将(編):すぐに使えるリウマチ膠原病診療マニュアル,羊土社,2009
2)上野征夫:リウマチ病診療ビジュアルテキスト,第2版,医学書院,2008
3)山中寿・鎌谷直之:関節リウマチ:内科,東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター(編):Evidence Based Medicineを活かす膠原病・リウマチ診療,改訂第2版,pp 23-59, メジカルビュー社,2007
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