icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina48巻2号

2011年02月発行

文献概要

今月の主題 関節リウマチを疑ったら―診断・治療のUpdateと鑑別すべき膠原病 関節リウマチと鑑別が必要な疾患とその特徴 【若年~中年で多い疾患】

Behçet(ベーチェット)病

著者: 田中住明1 星健太1 廣畑俊成1

所属機関: 1北里大学医学部膠原病感染内科学

ページ範囲:P.214 - P.217

文献購入ページに移動
ポイント

★ベーチェット病は,急性炎症の増悪と寛解を繰り返す全身性疾患である.

★関節炎は急性関節炎で,1~2週間で軽快する.

★関節炎は主に四肢の大中関節に非対称性に出現し,非対称性で変形や骨破壊は少ない.

★関節炎は約60%の初発患者でみられる.

★有痛性の再発性口腔内アフタ性潰瘍は,初発患者にほぼ必発である.

参考文献

1)難病医学研究財団/難病情報センター ホームページ:ベーチェット病(http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/108_i.htm)
2)廣畑俊成,他:ベーチェット病の重症度に関する研究.平成16年度 東京都特殊疾病(難病)に関する研究報告書26-27, 2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?