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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻2号

2011年02月発行

文献概要

今月の主題 関節リウマチを疑ったら―診断・治療のUpdateと鑑別すべき膠原病 座談会

内科医として関節炎を鑑別する醍醐味

著者: 岸本暢将1 徳田安春2 江里俊樹3 岡田正人1

所属機関: 1聖路加国際病院アレルギー膠原病科(成人・小児) 2筑波大学附属水戸地域医療センター総合診療科 3東京大学医学部附属病院アレルギー・リウマチ内科

ページ範囲:P.292 - P.303

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2010年,23年ぶりに欧州リウマチ学会にて関節リウマチ新分類基準が最終発表された.これは“骨びらん”が起こる前に早期治療を開始する目的で早期診断ができるよう工夫された基準である.ところがこの基準には“関節リウマチと類似する他疾患を除外する”という項目が含まれている.つまり日常診療で遭遇する最も頻度の高い膠原病の一つである関節リウマチの診療を行っていくうえで,プライマリケア医が関節炎をきたす膠原病の鑑別に精通することが至上命題である.

座談会では関節リウマチの早期診断と鑑別が必要な疾患とその特徴,多関節炎患者における最低限プライマリケアで必要な検査,さらに早期治療や病診連携の重要性についてディスカッションした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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