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連載 今日の処方と明日の医学・9
【PMS調査】の必要性
著者: 西馬信一1 日本製薬医学会
所属機関: 1日本イーライリリー株式会社
ページ範囲:P.314 - P.315
文献購入ページに移動医薬品は,変革の時代を迎えています.国際共同治験による新薬開発が多くなる一方で,医師主導の治験や臨床研究などによるエビデンスの構築が可能となりました.他方,薬害問題の解析から日々の副作用報告にも薬剤疫学的な考察と安全対策への迅速な反映が求められています.そこで,この連載では医薬品の開発や安全対策を医学的な観点から解説し,日常診療とどのように結びついているのかをわかりやすくご紹介します.
参考文献
1)薬事法第十四条の四(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S35/S35HO145.html)
2)薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(最終提言)(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/04/dl/s0428-8a.pdf)
3)Urushihara H, et al:Raloxifene and stroke risks in Japanese postmenopausal women with osteoporosis on postmarketing surveillance. Menopause 16:971-977, 2009
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