icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina48巻2号

2011年02月発行

文献概要

書評

―相澤好治 監修 和田耕治・太田 寛 編集―臨床医のためのパブリックヘルス フリーアクセス

著者: 加部一彦1

所属機関: 1愛育病院新生児科

ページ範囲:P.258 - P.258

文献購入ページに移動
 その昔,医学生だった時代に,確かに「公衆衛生学」の講義を受け,実習を行い,医師国家試験の受験勉強でも「公衆衛生」を勉強した記憶がある.が,しかし,あれから20有余年の歳月が流れた今,「公衆衛生」はなんと縁遠く感じられるだろう.医師法の第一条には医師の職務として「公衆衛生の向上及び増進に寄与」することが記されているにもかかわらず.一体,なんでそうなったのか? 医学教育の中で「公衆衛生」の占める位置は,臨床各科に比べてはるかに低い.それすなわち,日本の医学界では「公衆衛生」がそれほど重要視されていないことを意味しているのだろう.医師法に規定される「医師の職務」にもかかわらず…….

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら