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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻3号

2011年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床栄養Update 2011 各疾患の病態別栄養評価と栄養療法 【消化器疾患】

胃潰瘍・逆流性食道炎

著者: 前北隆雄1 榎本祥太郎1 一瀬雅夫1

所属機関: 1和歌山県立医科大学第2内科

ページ範囲:P.379 - P.383

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ポイント

★出血性胃潰瘍の急性期において,絶食は非常に有用である.

★ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA)やプロトンポンプ阻害薬(PPI)投与下では,食事による胃内酸度の影響はほとんどない.

★逆流性食道炎はアルコール・臥位で悪化,体重減少・頭側挙上で改善する.

参考文献

1)胃潰瘍ガイドラインの適用と評価に関する研究班(編):EBMに基づく胃潰瘍診療ガイドライン,第2版,じほう,2007
2)日本消化器病学会(編):消化性潰瘍診療ガイドライン,南江堂,2009
-receptor antagonist after bleeding from a gastric ulcer. J Gastroenterol 38:844-848, 2003
4)Rydning A, et al:Healing of benign gastric ulcer with low-dose antacids and fiber diet. Gastroenterology 91:56-61, 1986
5)日本消化器病学会(編):胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン,南江堂,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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