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今月の主題 臨床栄養Update 2011 各疾患の病態別栄養評価と栄養療法 【消化器疾患】
炎症性腸疾患
著者: 佐々木雅也1
所属機関: 1滋賀医科大学附属病院栄養治療部
ページ範囲:P.398 - P.402
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★Crohn病や潰瘍性大腸炎では,慢性的な栄養障害を高率に認める.
★Crohn病の栄養療法には,寛解導入効果,寛解維持効果も認められる.
★潰瘍性大腸炎の重症,中等症難治例では,腸管安静の目的で静脈栄養が有用である.
★Crohn病や潰瘍性大腸炎では,慢性的な栄養障害を高率に認める.
★Crohn病の栄養療法には,寛解導入効果,寛解維持効果も認められる.
★潰瘍性大腸炎の重症,中等症難治例では,腸管安静の目的で静脈栄養が有用である.
参考文献
1)松本誉之:治療の標準化を目指した治療案改定,クローン病治療指針改訂.難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班(渡辺班):平成21年度分担報告書,pp 37-43, 2010
2)Zachos M, Tondeur M, Griffiths AM:Enteral nutritional therapy for induction of remission in Crohn's disease. Cochrane Database Syst Rev CD000542, 2007
3)日本消化器病学会(編):クローン病診療ガイドライン,南江堂,2010
4)松本誉之:治療の標準化を目指した治療案改定,潰瘍性大腸炎治療指針改訂.難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班(渡辺班):平成21年度分担報告書,pp 44-53, 2010
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