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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻3号

2011年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床栄養Update 2011 各疾患の病態別栄養評価と栄養療法 【消化器疾患】

短腸症候群

著者: 瓜田純久1 本田善子1 島田長人1

所属機関: 1東邦大学医学部総合診療・救急医学講座

ページ範囲:P.403 - P.405

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ポイント

★小腸大量切除後は,腸麻痺期,腸蠕動亢進期,回復適応期,安定期と経過する.

★回復適応期では,胆汁酸および脂肪吸収障害への対応がQOLに大きく影響する.

★安定期でも代謝性疾患への注意が必要である.

参考文献

1)小山 諭,他:短腸症候群の臨床経過に応じた栄養管理を探る.G.I. Res 16:492-499, 2008
2)板橋道朗,他:小腸大量切除後(短腸症候群)の排便の変化と対応.消外Nurs 11:776-779, 2006
3)長谷川範幸,他:短腸症候群に対してコレスチミド,ポリカルボフィルカルシウム投与が有効であった一例.消化と吸収30:5-8,2007
4)中村光男,他:脂肪吸収不良症候群患者における小腸ミセル相胆汁酸と脂肪濃度の関係について.胆と膵7:1561-1568,1986

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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