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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻3号

2011年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床栄養Update 2011 各疾患の病態別栄養評価と栄養療法 【内分泌・代謝疾患】

脂質異常症

著者: 吉村中行1 寺本民生1

所属機関: 1帝京大学医学部附属病院内科

ページ範囲:P.418 - P.421

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ポイント

★脂質異常症を有する患者の食生活の是正は,動脈硬化性疾患予防の根幹である.

★脂質異常症における栄養療法の基本は,総エネルギー摂取量と脂肪摂取量を適正に保つことである.

★コレステロールの低下には飽和脂肪酸やコレステロールの摂取制限が必要である.

★多価不飽和脂肪酸の摂取が冠動脈疾患の発症リスクを低下させる.

★食物繊維やビタミン,ポリフェノールを含有する食品も摂取したほうがよい.

参考文献

1)Arai H, et al:Serum lipid survey and its recent trend in the general Japanese population in 2000. J Atheroscler Thromb 12:98-106, 2005
2)日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007,p 36, 協和企画,2007
3)Miettinen TA, et al:Baseline serum cholesterol as predictor of recurrent coronary events in subgroup of Scandinavian simvastatin survival study. BMJ 316:1127-1130, 1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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