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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻3号

2011年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床栄養Update 2011 各疾患の病態別栄養評価と栄養療法 【内分泌・代謝疾患】

骨粗鬆症

著者: 細井孝之1

所属機関: 1国立長寿医療研究センター臨床研究推進部

ページ範囲:P.427 - P.430

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ポイント

★骨粗鬆症とは,骨強度が低下し,骨折しやすくなった状態として定義される.骨強度は骨量と骨質の両方で決定される.

★骨量に最も関連する栄養素はカルシウムとビタミンDである.ビタミンDは転倒予防効果をもつことも報告されている.

★骨質を劣化させないためには,ビタミンB,葉酸,ビタミンKが不足しないことも必要である.

参考文献

1)折茂 肇,他:原発性骨粗霧症の診断基準(2000年改訂版).日骨代謝会誌18:76-82, 2001
2)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版,ライフサイエンス出版,2006
3)Nakagawa K, et al:Identification of UBIAD1 as a novel human mentaquinone-4 biosynthetic enzyme. Nature 468:117-121, 2010
4)Shiraki M, et al:High level of serum undercarboxylated osteocalcin in patients with incident fractures during bisphosphonate treatment. J Bone Miner Metab 28:578-584, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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