文献詳細
今月の主題 臨床栄養Update 2011
各疾患の病態別栄養評価と栄養療法 【内分泌・代謝疾患】
文献概要
ポイント
★骨粗鬆症とは,骨強度が低下し,骨折しやすくなった状態として定義される.骨強度は骨量と骨質の両方で決定される.
★骨量に最も関連する栄養素はカルシウムとビタミンDである.ビタミンDは転倒予防効果をもつことも報告されている.
★骨質を劣化させないためには,ビタミンB,葉酸,ビタミンKが不足しないことも必要である.
★骨粗鬆症とは,骨強度が低下し,骨折しやすくなった状態として定義される.骨強度は骨量と骨質の両方で決定される.
★骨量に最も関連する栄養素はカルシウムとビタミンDである.ビタミンDは転倒予防効果をもつことも報告されている.
★骨質を劣化させないためには,ビタミンB,葉酸,ビタミンKが不足しないことも必要である.
参考文献
1)折茂 肇,他:原発性骨粗霧症の診断基準(2000年改訂版).日骨代謝会誌18:76-82, 2001
2)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会:骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版,ライフサイエンス出版,2006
3)Nakagawa K, et al:Identification of UBIAD1 as a novel human mentaquinone-4 biosynthetic enzyme. Nature 468:117-121, 2010
4)Shiraki M, et al:High level of serum undercarboxylated osteocalcin in patients with incident fractures during bisphosphonate treatment. J Bone Miner Metab 28:578-584, 2010
掲載誌情報