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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻3号

2011年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床栄養Update 2011 症候と栄養療法

褥瘡

著者: 定本哲郎1 東口髙志1 伊藤彰博1

所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部外科・緩和医療学講座

ページ範囲:P.466 - P.469

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ポイント

★褥瘡の発生要因には栄養障害に関連するものが多く,予防や治療にあたっては適切な栄養管理を行うことが重要である.

★褥瘡の栄養管理においては,必要エネルギー量,必要蛋白量の投与に加えてビタミンや微量元素の補給が重要である.

★栄養管理の実施にあたっては,NSTとのコラボレーションが欠かせない.

参考文献

1)東口髙志:NSTの運営と栄養療法,医学芸術社,2006
2)東口髙志:高齢者と終末期患者に対する栄養管理.病院65:146-151,2006
3)東口髙志:栄養管理.祖父江正代,近藤まゆみ(編):がん患者の褥瘡ケア,pp60-67,日本看護協会出版会,2009
4)東口髙志:褥瘡患者の栄養管理.褥瘡会誌8:34-40,2006
5)Rodriguez CVG:Nutrition support of the septic patients;From nutritional support to pharmacologic nutrition in ICU, pp348-360, Springer Verlag, Berlin, 2000
6)児玉佳之,他:n-3系脂肪酸の創傷治癒促進効果に関する実験的研究.静脈経腸栄養 24:284,2009
7)Jeremy ZW, Naji A, Adrian B:Effect of a specialized amino acid mixture on human collagen deposition. Ann Surg 236:369-375, 2002
8)Deborah AK, et al:β-hydroxy-β-methylbutyrate supplementation in critically ill trauma patients. J Trauma 62:125-132,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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