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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻3号

2011年03月発行

今月の主題 臨床栄養Update 2011

症候と栄養療法

嚥下障害と誤嚥性肺炎

著者: 柴田斉子1 才藤栄一1

所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学Ⅰ講座

ページ範囲:P.470 - P.473

文献概要

ポイント

★肺炎で死亡する人の90%以上が65歳以上の高齢者である.

★“むせ”のない誤嚥を不顕性誤嚥と呼ぶ.

★誤嚥性肺炎の要因は,食事中の誤嚥と夜間や睡眠中の唾液の微少誤嚥とに分けられる.

★誤嚥性肺炎の発症には,口腔内の細菌数が大きく関与する.

参考文献

1)厚生労働省:平成20年人口動態統計.厚生労働省ホームページ,厚生労働省,2009
2)Smithard DG, et al:The natural history of dysphagia following a stroke. Dysphagia 12:188-193, 1997
3)Ramsay D, et al:Silent aspiration;What do we know? Dysphagia 20:218-225, 2005
4)弘田克彦,他:プロフェッショナル・オーラル・ヘルス・ケアを受けた高齢者の咽頭細菌数の変動.日老医誌34:125-129, 1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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