文献詳細
文献概要
今月の主題 緊急画像トラブルシューティング―内科医のためのPearlとPitfall 内科医が遭遇する軽症外傷
上肢の外傷(手関節・肘関節)
著者: 志賀隆1
所属機関: 1
ページ範囲:P.634 - P.637
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★明らかな所見だけに捉われず,合併損傷も含めてアプローチすることが望ましい.
★診察と画像を行き来することで正常画像所見なのか,骨折なのかが分かることがある.
★Gilulaの弧や3C'sまたfat pad signなどを参考に読影されることをお薦めする.
★正常X線写真との比較が肝要でありそのために“Atlas of Normal Roentgen Variants That May Simulate Disease”で対応画像を見つけて比較することが望まれる.
★安易に「骨折はない」と言わないこと.専門医受診は必要である.
★明らかな所見だけに捉われず,合併損傷も含めてアプローチすることが望ましい.
★診察と画像を行き来することで正常画像所見なのか,骨折なのかが分かることがある.
★Gilulaの弧や3C'sまたfat pad signなどを参考に読影されることをお薦めする.
★正常X線写真との比較が肝要でありそのために“Atlas of Normal Roentgen Variants That May Simulate Disease”で対応画像を見つけて比較することが望まれる.
★安易に「骨折はない」と言わないこと.専門医受診は必要である.
参考文献
1)太田凡:ERの骨折,シービーアール,2010
2)Nigel Raby:Accident and Emergency Radiology, Saunders Ltd.;2版
3)Theodore E Keats:Atlas of Normal Roentgen Variants That May Simulate Disease Mosby;8版,2006
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