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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻5号

2011年05月発行

文献概要

今月の主題 脂質異常症―動脈硬化症を予防するためのStrategy 脂質異常症の治療

高トリグリセライド血症治療の実際

著者: 林洋1

所属機関: 1東京有明医療大学看護学部看護学科

ページ範囲:P.833 - P.836

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ポイント

★空腹時が正常でも,食後高トリグリセライド血症は治療の対象である.

★500ないし1,000mg/dl 以上では,膵炎も考慮する.

★続発性が圧倒的に多く,摂取カロリー制限,運動,体重の適正化が必要である.

★増加しているリポ蛋白がVLDLだけかどうかを鑑別する.

★フィブラートかスタチンかは,高リポ蛋白血症の表現型と合併症による.

参考文献

1)日本動脈硬化学会(編):動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症治療ガイド2008年版,協和企画,2008
2)林 洋:中性脂肪とRLP-C,The Lipid 18:434-439,2007
3)林 洋:中性脂肪.古澤新平,他(編):臨床検査診断マニュアル,改訂第2版,pp 469-470,永井書店,2005
4)林 洋:リポ蛋白分画.古澤新平他(編):臨床検査診断マニュアル,改訂第2版,pp 471-473,永井書店,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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