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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻7号

2011年07月発行

文献概要

今月の主題 内科疾患の予防戦略 Introduction

内科医にとっての予防とは

著者: 竹島太郎1 福原俊一1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科医療疫学分野

ページ範囲:P.1134 - P.1138

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ポイント

★内科診療において予防は主要な部分を占めており,内科医は1次~3次予防のすべてに関わる.

★検査の選択,結果の解釈,治療の決定を適切に行うために,検査前確率を常に考えることが重要である.

★予防における目標は,早期診断ではなく患者のアウトカムを最善にすることである.

参考文献

1)安藤 智,五十嵐正紘:外来診療における主訴とその診断名ICPCによる主訴・来院理由の分類を用いて.日本プライマリ・ケア学会誌19:291-297, 1996
2)Law MR, Frost CD, Wald NJ:By how much does dietary salt reduction lower blood pressure? BMJ 302:819-824, 1991
3)Duffy MJ:Carcinoembryonic antigen as a marker for colorectal cancer. Is it clinically useful? Clin Chem 47:624-630, 2001
4)野口善令・福原俊一:誰も教えてくれなかった診断学―患者の言葉から診断仮説をどう作るか,医学書院,2008
5)Llic D, et al:Screening for prostate cancer:an updated. Cochrane Syst Review 107:882-891, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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