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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻7号

2011年07月発行

文献概要

連載 手を見て気づく内科疾患・31

関節リウマチ:PIP関節,MCP関節,手関節の腫脹

著者: 松村正巳1

所属機関: 1金沢大学医学教育研究センター リウマチ・膠原病内科

ページ範囲:P.1129 - P.1129

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患 者:79歳,女性

病 歴:5年前から,手の関節,肘関節は痛かったという.「先生,これリウマチかね?」と言われる.朝の手のこわばりはない.

身体所見:PIP関節(proximal interphalangeal joint:近位指節間関節),MCP関節(metacarpophalangeal joint:中手指節間関節),手関節に腫脹を認め,熱感がある.右IP関節(interphalangeal joint:指節間関節)に亜脱臼を認める(図1).肘関節は腫れており,140°までしか伸展できない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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