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文献概要
連載 手を見て気づく内科疾患・31
関節リウマチ:PIP関節,MCP関節,手関節の腫脹
著者: 松村正巳1
所属機関: 1金沢大学医学教育研究センター リウマチ・膠原病内科
ページ範囲:P.1129 - P.1129
文献購入ページに移動患 者:79歳,女性
病 歴:5年前から,手の関節,肘関節は痛かったという.「先生,これリウマチかね?」と言われる.朝の手のこわばりはない.
身体所見:PIP関節(proximal interphalangeal joint:近位指節間関節),MCP関節(metacarpophalangeal joint:中手指節間関節),手関節に腫脹を認め,熱感がある.右IP関節(interphalangeal joint:指節間関節)に亜脱臼を認める(図1).肘関節は腫れており,140°までしか伸展できない.
病 歴:5年前から,手の関節,肘関節は痛かったという.「先生,これリウマチかね?」と言われる.朝の手のこわばりはない.
身体所見:PIP関節(proximal interphalangeal joint:近位指節間関節),MCP関節(metacarpophalangeal joint:中手指節間関節),手関節に腫脹を認め,熱感がある.右IP関節(interphalangeal joint:指節間関節)に亜脱臼を認める(図1).肘関節は腫れており,140°までしか伸展できない.
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