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今月の主題 神経疾患common diseaseの診かた―内科医のためのminimum requirement 診察法と神経症候からのアプローチ 【専門医へ相談する前に必要な診察法】
神経診察
著者: 吉井文均1
所属機関: 1東海大学医学部神経内科
ページ範囲:P.1321 - P.1325
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★神経疾患の診療では,医療面接と神経診察が基本である.
★医療面接では,言語的コミュニケーションに加え,非言語的コミュニケーションの技法も重要である.
★神経診察では,「標準的な神経診察法」を習得し,日常診療に活用することが望まれる.
★神経診察のminimum requirementは,専門医へ相談する前に一般医が診ておくべき診察の基本である.
★髄液検査は神経疾患の病態に直接アプローチできる方法であり,その手技には習熟しておきたい.
★神経疾患の診療では,医療面接と神経診察が基本である.
★医療面接では,言語的コミュニケーションに加え,非言語的コミュニケーションの技法も重要である.
★神経診察では,「標準的な神経診察法」を習得し,日常診療に活用することが望まれる.
★神経診察のminimum requirementは,専門医へ相談する前に一般医が診ておくべき診察の基本である.
★髄液検査は神経疾患の病態に直接アプローチできる方法であり,その手技には習熟しておきたい.
参考文献
1)日本神経学会卒前教育小委員会:標準的な神経診察法(DVD), 2009 *入手方法については日本神経学会ホームページ参照(http://www.neurology-jp.org/news/news_20100514_01.html)
2)Bckley LS, Szilagyi:PG Bates' Guide to Physical Examination and History Taking. 9th ed, Lippincott Williams & Wilkins, 2007
3)Strupp M, et al:Incidence of post-lumbar puncture syndrome reduced by reinserting the stylet;A randomized prospective study of 600 patients. J Neurol 245:589-592, 1998
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