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今月の主題 神経疾患common diseaseの診かた―内科医のためのminimum requirement 診察法と神経症候からのアプローチ 【症候からのアプローチ】
頭痛の診かた
著者: 阿久津二夫1
所属機関: 1北里大学医学部神経内科学
ページ範囲:P.1332 - P.1335
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★頭痛患者の診断には病歴聴取が重要である.
★器質的疾患による二次性頭痛をまず除外できるように問診・診察をすすめる.
★慢性頭痛を疑っても非典型的な点があれば精査する.
★緊急性のあるくも膜下出血や髄膜炎・脳炎・脳血管障害が疑われる症例は,時間をかけず検査ができる場合は検査を施行し,それ以外は至急専門医・専門機関に紹介する.
★頭痛患者の診断には病歴聴取が重要である.
★器質的疾患による二次性頭痛をまず除外できるように問診・診察をすすめる.
★慢性頭痛を疑っても非典型的な点があれば精査する.
★緊急性のあるくも膜下出血や髄膜炎・脳炎・脳血管障害が疑われる症例は,時間をかけず検査ができる場合は検査を施行し,それ以外は至急専門医・専門機関に紹介する.
参考文献
1)Evans RW:Diagnostic testing for migrane and other primary headaches. Neurol Clin 27:393-415, 2009
2)高木 誠:我が国における椎骨脳底動脈解離の特徴とその診断・治療の現状と問題点.脳神経54:203-211, 2002
3)日本頭痛学会・新国際分類普及委員会:国際頭痛分類第2版.日本頭痛学会誌31:1-188, 2004
4)Uchihara T, Tsukagoshi H:Jolt accentuation of headache;The most sensitive sign of CSF polycytosis. Headache 31:167-171, 1991
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