文献詳細
今月の主題 神経疾患common diseaseの診かた―内科医のためのminimum requirement
診察法と神経症候からのアプローチ 【症候からのアプローチ】
文献概要
ポイント
★どんな「めまい」なのかを医療面接でタイプ分けする.
★患者の背景情報,診察所見・検査にて診断を大まかに推定することは可能である.
★眼振とそれ以外の神経症状,内耳症状・全身症状の有無が主な確認項目である.
★末梢性めまいでは代償の機構が働くので,急性期が過ぎれば,安静が必ずしもよいとは限らない.
★不適切な初期対応が,後々の心因性めまいの発症へつながることもある.
★どんな「めまい」なのかを医療面接でタイプ分けする.
★患者の背景情報,診察所見・検査にて診断を大まかに推定することは可能である.
★眼振とそれ以外の神経症状,内耳症状・全身症状の有無が主な確認項目である.
★末梢性めまいでは代償の機構が働くので,急性期が過ぎれば,安静が必ずしもよいとは限らない.
★不適切な初期対応が,後々の心因性めまいの発症へつながることもある.
参考文献
1)城倉健:めまいとの鑑別.日内会誌98:1255-1262, 2009
2)Kroenke K, et al:How common are various causes of dizziness?;A critical review. South Med J 93:160-167, 2000
3)Newman-Toker DE, et al:Spectrum of dizziness visits to US emergency departments;Cross-sectional analysis from a nationally representative sample. Mayo Clin Proc 83:765-775, 2008
掲載誌情報