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文献概要
今月の主題 神経疾患common diseaseの診かた―内科医のためのminimum requirement 専門医との連携が重要な神経疾患の診かた―どうコンサルトするか/どうフォローするか
重症筋無力症
著者: 佐橋功1
所属機関: 1愛知医科大学メディカルクリニック
ページ範囲:P.1428 - P.1430
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★重症筋無力症は,外眼筋や嚥下・呼吸筋を含む変動性・全身性脱力を主徴とする.
★治療可能な神経筋難病であり,「重症」に惑わされたり動揺をしないほうがよい.
★頻度が高い疾患と念頭に置き,緊急増悪時の鑑別など救急現場を含み病態知識が不可欠である.
★重症筋無力症は,外眼筋や嚥下・呼吸筋を含む変動性・全身性脱力を主徴とする.
★治療可能な神経筋難病であり,「重症」に惑わされたり動揺をしないほうがよい.
★頻度が高い疾患と念頭に置き,緊急増悪時の鑑別など救急現場を含み病態知識が不可欠である.
参考文献
1)佐橋 功:神経筋接合部疾患の病態-総説.運動障害20:65-76, 2010
2)日本神経治療学会・日本神経免疫学会合同神経免疫疾患治療ガイドライン委員会:重症筋無力症(Myasthenia gravis:MG)の治療ガイドライン,協和企画,pp 1-78, 2004
3)日本神経治療学会治療指針作成委員会(編),糸山泰人・他:標準的神経治療;高齢発症重症筋無力症.神経治療 27:240-254, 2010
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