文献詳細
今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ
消化器症候はこう診る!
文献概要
ポイント
★悪心・嘔吐は消化器症状というより,さまざまな臓器障害の結果誘発される危険信号ととらえ,鑑別診断は広く考える.
★腹部圧迫で悪心・嘔吐が誘発・増強されれば,ほぼ確実に原因は腹腔内にある.
★食後4時間以上経過しているのに上腹部で跳水音が聴取されるときは,上部消化管の通過障害を考える.
★悪心・嘔吐は消化器症状というより,さまざまな臓器障害の結果誘発される危険信号ととらえ,鑑別診断は広く考える.
★腹部圧迫で悪心・嘔吐が誘発・増強されれば,ほぼ確実に原因は腹腔内にある.
★食後4時間以上経過しているのに上腹部で跳水音が聴取されるときは,上部消化管の通過障害を考える.
参考文献
1)Willis GC(松村理司・監訳):Dr. ウィリス ベッドサイド診断,pp 364-368,医学書院,2008
2)酒見英太(編):診察エッセンシャルズ新訂版,pp 246-255,日経メディカル開発,2009
掲載誌情報