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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻9号

2011年09月発行

文献概要

今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ 消化器症候はこう診る!

悪心・嘔吐

著者: 酒見英太1

所属機関: 1洛和会音羽病院,洛和会京都医学教育センター

ページ範囲:P.1544 - P.1546

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ポイント

★悪心・嘔吐は消化器症状というより,さまざまな臓器障害の結果誘発される危険信号ととらえ,鑑別診断は広く考える.

★腹部圧迫で悪心・嘔吐が誘発・増強されれば,ほぼ確実に原因は腹腔内にある.

★食後4時間以上経過しているのに上腹部で跳水音が聴取されるときは,上部消化管の通過障害を考える.

参考文献

1)Willis GC(松村理司・監訳):Dr. ウィリス ベッドサイド診断,pp 364-368,医学書院,2008
2)酒見英太(編):診察エッセンシャルズ新訂版,pp 246-255,日経メディカル開発,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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