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文献概要
今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ 消化器症候はこう診る!
血便
著者: 矢島知治1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部消化器内科
ページ範囲:P.1568 - P.1571
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★血便の症例の診療にあたっては,便の性状,血便の色と量と時間経過についてまず聞く.
★次に,疼痛について発症様式や部位などを詳細に聴取し,残便感の有無を確認する.
★身体診察ではバイタルサインと腹部の圧痛・硬さの確認,直腸診が特に重要である.
★血便の症例の診療にあたっては,便の性状,血便の色と量と時間経過についてまず聞く.
★次に,疼痛について発症様式や部位などを詳細に聴取し,残便感の有無を確認する.
★身体診察ではバイタルサインと腹部の圧痛・硬さの確認,直腸診が特に重要である.
参考文献
1)Penner RM, et al:Approach to minimal bright red bleeding per rectum. UpToDate 19.2, 2011
2)Jutabha R:Approach to resuscitation and diagnosis of lower gastrointestinal bleeding in the adult patient. UpToDate 19.2, 2011
3)福井次矢,黒川 清(監修):ハリソン内科学 第3版(原著第17版),メディカルサイエンスインターナショナル,2009
4)Willis GC(松村理司,他訳):Dr. ウィリス ベッドサイド診断―病歴と身体診察でここまでわかる! 医学書院,2008
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