文献詳細
今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ
消化器症候はこう診る!
文献概要
ポイント
★黄疸の患者では黄疸の出現のしかた,黄疸を引き起こす疾患の患者背景,随伴症状を確認することが重要である.
★多くの場合,ていねいな病歴聴取と身体診察に最低限の検査(総ビリルビン,直接ビリルビン,AST, ALT, ALP, γ-GTP)を行うことで鑑別はかなり絞り込める.
★特異的検査(抗体や腹部超音波検査)を行う前に鑑別を絞り込むことが内科医の腕の見せ所である.
★黄疸の患者では黄疸の出現のしかた,黄疸を引き起こす疾患の患者背景,随伴症状を確認することが重要である.
★多くの場合,ていねいな病歴聴取と身体診察に最低限の検査(総ビリルビン,直接ビリルビン,AST, ALT, ALP, γ-GTP)を行うことで鑑別はかなり絞り込める.
★特異的検査(抗体や腹部超音波検査)を行う前に鑑別を絞り込むことが内科医の腕の見せ所である.
参考文献
1)Vuppalanchi R, et al:Etiology of new-onset jaundice;How often is it caused by idiosyncratic drug-induced liver injury in the United States? Am J Gastroenterol 102:558-562, 2007
2)Whitehead MW, et al:The causes of obvious jaundice in South West Wales;Perceptions versus reality. Gut 48:409-413, 2001
3)Fitzgerald JEF, et al:Courvoisier's gallbladder;Law or sign? World Journal of Surgery 33:886-891, 2009
掲載誌情報