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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻9号

2011年09月発行

今月の主題 視ないで診る消化器疾患―考える内科医のアプローチ

内科医がリードする消化器疾患の治療戦略

潰瘍性大腸炎

著者: 正田良介1

所属機関: 1国立病院機構東埼玉病院内科

ページ範囲:P.1604 - P.1608

文献概要

ポイント

★潰瘍性大腸炎は難治性だが,軽症や寛解期の患者が多く,内科医が診断・治療に関与する可能性が高い.

★潰瘍性大腸炎は慢性だが,診断のきっかけには内科医の役割が重要で,確定診断や寛解導入治療では専門医と連携する.

★潰瘍性大腸炎は再燃性だが,寛解維持治療では,専門医と連携のうえで内科医が関与する機会も多い.

参考文献

1)Silverstein MD, et al:Clinical course and costs of care for Crohn's disease:Markov model analysis of a population based cohort. Gastroenterology 117:49-57, 1999
2)松井敏幸,他:潰瘍性大腸炎の長期経過.日本消化器病学会雑誌90:134-143, 1993
3)棟方昭博:潰瘍性大腸炎診断基準改定案.厚生省特定疾患難治性炎症性腸管障害研究班平成9年度研究報告書.pp 96-99, 1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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