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書評
―川久保清 著―運動負荷心電図 第2版―その方法と読み方
著者: 牧田茂1
所属機関: 1埼玉医大国際医療センター心臓リハビリテーション科
ページ範囲:P.1543 - P.1543
文献購入ページに移動 川久保清先生執筆の『運動負荷心電図 第2版』が発刊された.本書は川久保先生のライフワークともいえる心電図学と運動循環器病学の集大成である.2000年に刊行された初版は多くの関係者に読まれたものと思われる.
循環器領域における運動負荷試験は,かつて大学病院でも運動負荷研究班があったほど隆盛を誇っていたが,今日徐々に研究の対象になりにくくなってきており,そのことは大変憂うべきことである.また,臨床的にその重要性が薄れたわけでは決してないにもかかわらず,運動負荷心電図に焦点を当てた専門書がほとんど刊行されなくなってきており,そういった意味で本書の果たす役割は非常に大きいと考える.第2版の発刊を私同様心待ちにしていた方も多いと思われる.
循環器領域における運動負荷試験は,かつて大学病院でも運動負荷研究班があったほど隆盛を誇っていたが,今日徐々に研究の対象になりにくくなってきており,そのことは大変憂うべきことである.また,臨床的にその重要性が薄れたわけでは決してないにもかかわらず,運動負荷心電図に焦点を当てた専門書がほとんど刊行されなくなってきており,そういった意味で本書の果たす役割は非常に大きいと考える.第2版の発刊を私同様心待ちにしていた方も多いと思われる.
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