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文献詳細

雑誌文献

medicina48巻9号

2011年09月発行

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編集室より フリーアクセス

ページ範囲:P.1688 - P.1688

文献概要

●好子,芳子,良子,美子,佳子,淑子,嘉子,善子,義子,…….よしこさんにも随分いろいろいらっしゃるように,「よい」とお原稿に書かれていた場合,何を基準にした「よい」なのか判断に迷うことがあります.それがはっきりしていたら「良い」「善い」「好い」「正しい」「快い」など書き分けたほうが正確に伝わると考えるからです.●頂戴したお原稿を印刷所に入れる前に,より適切な表記はないかという目でもみさせていただきます.ただ,簡単には割り切れない場合が少なくありません.また表記の基準は,出版社により,雑誌によっても異なるので,担当雑誌が変わると,しばらくは一段と悩みが深まります.そこで,迷ったら「ヒラく」(ひらがなで表記するという意味の業界用語)という手で逃げてきました.●「みる」も悩まされる例の1つで,もっぱらヒラいて逃げる代表選手でした.見る,視る,観る,監る,診る,看る…….ある講演でこれらの使い分けを整理した先生がいらっしゃいましたが,皆さんが納得していたようにはみえませんでした.●途中から担当させていただいた本号のテーマ「視ないで診る」をみたときは,ちょっと腰が引けました.デリケートな部分には触れないほうがよいのではと思いました.しかし迷いはすぐ消えた気がしております.いかがでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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