文献詳細
今月の主題 外してならない循環器薬の使い方 2012
循環器疾患に対する薬物療法の基本 【冠動脈疾患】
文献概要
ポイント
★ステントを用いたPCI後には,ステント血栓症という重大な合併症があり,予防には抗血小板薬が必須である.
★ステント使用後の抗血小板療法は,アスピリン+チエノピリジン系の2剤投与が基本であり,ステント血栓症を減らす最も良い組み合わせと考えられている.
★チエノピリジン系薬剤としては,チクロピジン,クロピドグレルの2種に保険適用がある.さらにプラスグレル,チカグレルなど治験中の薬剤があり,今後,使用可能となると予想される.
★ただし,2剤投与は1剤に比べて出血性合併症が増加する.
★ステントを用いたPCI後には,ステント血栓症という重大な合併症があり,予防には抗血小板薬が必須である.
★ステント使用後の抗血小板療法は,アスピリン+チエノピリジン系の2剤投与が基本であり,ステント血栓症を減らす最も良い組み合わせと考えられている.
★チエノピリジン系薬剤としては,チクロピジン,クロピドグレルの2種に保険適用がある.さらにプラスグレル,チカグレルなど治験中の薬剤があり,今後,使用可能となると予想される.
★ただし,2剤投与は1剤に比べて出血性合併症が増加する.
参考文献
1)日本循環器学会2002-2003年度合同研究班:循環器疾患における抗凝固・抗血小板療法に関するガイドライン,ダイジェスト版,pp 103-125, 2004
掲載誌情報