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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻1号

2012年01月発行

文献概要

今月の主題 外してならない循環器薬の使い方 2012 循環器疾患に対する薬物療法の基本

心室性頻脈性不整脈―心室期外収縮,心室頻拍,心室細動

著者: 池田隆徳1

所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院循環器内科

ページ範囲:P.40 - P.43

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ポイント

★心室性不整脈に対する薬物治療の意義は,自覚症状とQOLの改善および生命予後の向上にある.

★ガイドラインでは,Ⅲ群抗不整脈薬とβ遮断薬の使用を推奨している.

★危険性が高いと判断された場合は,静注薬であるアミオダロンまたはニフェカラントが選択される.

★予防目的で経口薬を使用する場合は,心機能の程度と冠動脈疾患の有無によって薬剤を使い分ける.

参考文献

1)日本循環器学会:不整脈薬物治療に関するガイドライン(2009年改訂版),2008年度合同研究班報告
2)ACC/AHA/ESC 2006 Guidelines for Management of Patients with Ventricular Arrhythmias and the Prevention of Sudden Cardiac Death. J Am Coll Cardiol 48(Issue 5):e247-346, 2006
3)AHA Guidelines for cardiopulmonary resuscitation and emergency cardiovascular care. Circulation 122:S729-S767, 2010
4)ACC/AHA Guidelines for the management of patients with ST-elevation myocardial infarction-Executive summary. Circulation 110:588-636, 2004
5)日本循環器学会:不整脈の非薬物治療ガイドライン(2006年改訂版),2005年度合同研究班報告 http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2006_kasanuki_h.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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