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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻10号

2012年10月発行

文献概要

今月の主題 外来・病棟でのプライマリケアに必要な感染症の知識 感染症診療の原則

感受性検査の読み方,培養陰性時の考え方

著者: 上蓑義典1 細川直登1

所属機関: 1亀田総合病院総合診療・感染症科

ページ範囲:P.1676 - P.1678

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ポイント

★MIC値を比較して抗菌薬を選ぶことはしない.

★腸内細菌群のESBLsとAmpC過剰産生株についての感受性判定法を検査室に確認する.

★肺炎球菌の髄膜炎とViridansグループの感染性心内膜炎ではMICをチェックする.

★陽性になると思った培養が陰性の時は検査室に連絡を取り,その理由を考える.

参考文献

1)Clinical and Laboratory Standards Institute:Performance standards for antimicrobial susceptibility testing. 20th informational supplement, 2010
2)中村文子,他:臨床検査ひとくちメモNo205.モダンメディア56:250-256, 2010
3)Larry M, et al:Infective Endocarditis. Circulation 111:3167-3184, 2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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