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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻10号

2012年10月発行

文献概要

連載 研修おたく 指導医になる・9

コミュニケーション能力は教えられるか?

著者: 白井敬祐

所属機関:

ページ範囲:P.1835 - P.1835

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 アメリカでは,9月に入り2013年7月採用のフェローシップの面接が始まりました.

 腫瘍内科では採用する専修医の基準を決めようと話し合いが行われました.やる気がある,悪性腫瘍に興味がある,忙しくても文句を言わない,研究に興味がある,アカデミックに興味がある(大学に残ってもいい),働きやすいなど,次々と欲しい人の基準が挙げられましたが,ここで「働きやすい(Easy to work with)とは,どんなやつだ?」という疑問が提示されました.よく準備している(Well prepared),気持ちに波がない(Steady mood),信頼できる,正直,なんて当たり前な意見のなかで,「コミュニケーションがとれる」ということが挙げられました.コミュニケーションのセンスがあれば,自然と周りに助けてもらいながら,ほっといても成長していくというのです.過去の仲間にも,教えられ上手でかわいがられるやつがいました.確かにそういう人はコミュニケーションに長けていた気がします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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