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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻11号

2012年11月発行

文献概要

特集 いま,内科薬はこう使う 神経・筋疾患薬

抗てんかん薬

著者: 岩佐博人1 兼子直2

所属機関: 1青森県立精神保健福祉センター 2湊病院・北東北てんかんセンター

ページ範囲:P.226 - P.230

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 抗てんかん薬(antiepileptic drugs:AED)は,てんかん治療に適応される薬剤であるが,実質的には「発作」の抑制を目的として使用される薬物の総称である.一部のAEDには感情調整薬(気分安定薬)および抗精神病薬などの適応や,偏頭痛予防薬としての適応をもつものもあるが,本項では「発作」の抑制についてのAEDの使用法を述べる.また,用量などの記載内容は成人への使用を前提としたものである.

参考文献

1)井上有史,他;日本てんかん学会ガイドライン作成委員会.成人てんかんにおける薬物治療ガイドライン.てんかん研究23:249-253, 2005
2)岩佐博人:てんかん.診療ガイドライン UP-TO-DATE 2012-2013,pp 45-55,メディカルビュー社,2012
3)岩佐博人,吉田秀一:てんかん薬物療法の意義と限界,兼子 直(編):てんかんの薬物療法―新たな治療薬の導入後,pp 33-55,新興医学出版社,2010
4)兼子 直(編):てんかん 教室,第3版,新興医学出版社,2012
5)Levy RH, et al:Antiepileptic Drugs,5th ed,Lippincott Williams & Wilkins, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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