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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻11号

2012年11月発行

文献概要

特集 いま,内科薬はこう使う 血液疾患薬

ヒト免疫グロブリン製剤

著者: 辰巳陽一1

所属機関: 1近畿大学医学部血液内科

ページ範囲:P.278 - P.281

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 ヒト免疫グロブリン製剤は,ヒト血漿を凍結・融解し,クリオプレシピテートを分離した後,その上清からコーンの低温エタノール分画法により,アルブミン,第Ⅸ因子とともに高純度に精製・濃縮して作製される.ヒト免疫グロブリン製剤は,主に感染症あるいは,自己免疫疾患に対して使用され,その用途により静脈注射用免疫グロブリン製剤と,特殊免疫グロブリン製剤に分類される.本項ではその使用法について述べる.

参考文献

1)辰巳陽一,金丸昭久:血液疾患に合併する難治性細菌感染症.血液フロンティア17:69-78, 2007
2)正岡 徹,他:重症感染症に対する抗菌薬との併用療法における静注用ヒト免疫グロブリンの効果.日本化療法会誌48:199-217, 2000
3)正岡 徹(監修):静注用免疫グロブリン製剤ハンドブック.メディカルレビュー社,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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