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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻11号

2012年11月発行

文献概要

特集 いま,内科薬はこう使う 代謝・栄養障害薬

スルホニル尿素薬

著者: 橋本尚子1 清野進12

所属機関: 1神戸大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌内科 2神戸大学大学院医学研究科細胞分子医学分野

ページ範囲:P.312 - P.315

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同種薬剤と剤形

スルホニル尿素(SU)薬とは構造式にSU基を含む薬剤である(図1).代表的な薬剤の一覧を示す(表1).オイグルコン®はSU骨格とベンズアミド骨格の2カ所で強力に結合するため,インスリン分泌刺激作用が従来のSU薬と比して強い.一方,グリミクロン®はSU骨格でのみ結合し,インスリン分泌作用は穏やかである.

参考文献

1)Zhang CK, et al:The cAMP sensor Epac2 is a direct target of antidiabetic sulfonylurea drugs. Science 325:607-610, 2009
2)Seino S, et al:Sulfonylurea action re-revised. J Diabetes Invest 1:37-39, 2010
3)Holman RR, et al:10-year follow-up of intensive glucose control in type 2 diabetes. N Engl J Med 359:1577-1589, 2008
4)日本糖尿病学会,インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会,http://www.jds.or.jp/jds-or-jpo/uploads/photos/592.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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