文献詳細
文献概要
特集 いま,内科薬はこう使う 感染症薬
抗HIV薬
著者: 横幕能行1
所属機関: 1国立病院機構名古屋医療センターエイズ診療科
ページ範囲:P.464 - P.467
文献購入ページに移動同種薬剤と剤形
2012年6月末現在,本邦で承認されている抗HIV薬は5クラス25種類ある.承認されている薬剤はすべて錠剤,カプセルもしくは液状の内服薬である.
本邦未承認注射製剤としては,レトロビル®(ジドブジン)とFuzeon(enfuvirtide,T-20)がある.レトロビル®注射薬はHIV感染妊婦の出産時に経静脈的に使用する.Fuzeonは薬剤耐性HIV感染症に対するsalvage療法時に皮下注射で使用する.上記製剤のほかに,HIV感染小児に使用する液状製剤などがある.上記薬剤については,厚生労働省エイズ治療薬研究班(主任研究者:東京医科大学臨床検査医学講座 福武勝幸教授)から入手可能である.
2012年6月末現在,本邦で承認されている抗HIV薬は5クラス25種類ある.承認されている薬剤はすべて錠剤,カプセルもしくは液状の内服薬である.
本邦未承認注射製剤としては,レトロビル®(ジドブジン)とFuzeon(enfuvirtide,T-20)がある.レトロビル®注射薬はHIV感染妊婦の出産時に経静脈的に使用する.Fuzeonは薬剤耐性HIV感染症に対するsalvage療法時に皮下注射で使用する.上記製剤のほかに,HIV感染小児に使用する液状製剤などがある.上記薬剤については,厚生労働省エイズ治療薬研究班(主任研究者:東京医科大学臨床検査医学講座 福武勝幸教授)から入手可能である.
参考文献
1)DHHSガイドライン(米国).http://www.aidsinfo.nih.gov/Guidelines/Default.aspx?MenuItem=Guidelines
2)IAS-USAガイドライン(米国).http://www.iasusa.org/guidelines/index.html
3)HIV感染症治療のてびき第15版(HIV感染症治療研究会).http://www.hivjp.org/
4)抗HIV治療ガイドライン2012年版(HIV感染症及びその合併症の課題を克服する研究班).http://haart-support.jp/guideline.htm
掲載誌情報