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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻11号

2012年11月発行

文献概要

特集 いま,内科薬はこう使う 鎮痛薬

麻薬性鎮痛薬

著者: 山川真由美1 加藤佳子2 加藤滉3

所属機関: 1山形大学医学部附属病院麻酔科 2財団法人三友堂病院緩和ケア科 3財団法人三友堂病院麻酔科

ページ範囲:P.497 - P.500

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 日本で主に使われている麻薬性鎮痛薬は,コデイン,モルヒネ,オキシコドン,フェンタニルである.がん性疼痛の治療では,同じ成分の徐放性製剤(鎮痛維持)と速放性製剤(痛み増強時のレスキュー)を組み合わせて使用する.非がん性慢性疼痛に使用する場合は,保険適応に注意が必要である(Column,表1).コデインとオキシコドンの使い方はモルヒネに準じるので,本稿では主に,モルヒネとフェンタニルのがん性疼痛に対する使い方を述べる.用量の換算については,オピオイドローテーション換算の目安(表1,2)を参考にされたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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