文献詳細
今月の主題 連携して診る腎疾患―タイムリーな紹介から患者マネジメントまで
連携して腎疾患を診る時代
文献概要
ポイント
★患者よし,機関よし,地域よし,これが「近江地区の三方よし理論」である.
★日頃のCKD診療は,患者の生活に最も近いかかりつけ医が担当し,専門医に紹介する基準を満たすなら一度,専門医療機関を受診させる.
★紹介された腎臓専門医療機関は,紹介の意図を汲んだ(紹介目的に見合った回答ができるように)診療を展開する.
★腎臓専門医療機関が,紹介された患者,かかりつけ医の満足度が高い腎不全教育入院を実施することがCKD病診連携への近道である.
★患者よし,機関よし,地域よし,これが「近江地区の三方よし理論」である.
★日頃のCKD診療は,患者の生活に最も近いかかりつけ医が担当し,専門医に紹介する基準を満たすなら一度,専門医療機関を受診させる.
★紹介された腎臓専門医療機関は,紹介の意図を汲んだ(紹介目的に見合った回答ができるように)診療を展開する.
★腎臓専門医療機関が,紹介された患者,かかりつけ医の満足度が高い腎不全教育入院を実施することがCKD病診連携への近道である.
参考文献
1)日本腎臓学会(編):CKD診療ガイド2012,東京医学社,2009
2)八田 告,他:療法選択における保存期腎不全教育の重要性.腎と透析69(別冊):105-108, 2010
3)Sakaguchi Y, et al:High prevalence of obstructive sleep apnea and its association with renal function among nondialysis chronic kidney disease patients in Japan;A cross-sectional study. Clin J Am Soc Nephrol 6:995-1000, 2011
4)Remuzzi G, et al:Mechanisms of progression and regression of renal lesions of chronic nephropathies and diabetes. J Clin Invest 116:288-296, 2006
掲載誌情報