文献詳細
今月の主題 連携して診る腎疾患―タイムリーな紹介から患者マネジメントまで
腎機能を悪化させないために行うべき治療とは
文献概要
ポイント
★軽症CKDでは症状が軽く食事療法に対するモチベーションは期待できないため,患者の食習慣を尊重し十分なエネルギー摂取を確認したうえで,必要な制限を段階的に行う.
★食事療法はinput→balance→output(→feedback)のステップで考えると理解しやすい.
★CKD以外の疾患を合併する場合は,予後を最も左右する疾患の食事基準を優先する.
★軽症CKDでは症状が軽く食事療法に対するモチベーションは期待できないため,患者の食習慣を尊重し十分なエネルギー摂取を確認したうえで,必要な制限を段階的に行う.
★食事療法はinput→balance→output(→feedback)のステップで考えると理解しやすい.
★CKD以外の疾患を合併する場合は,予後を最も左右する疾患の食事基準を優先する.
参考文献
1)前田益孝:腎臓病への食事療法―その新たなる展開.日本医事新報4554:46-47, 2011
2)前田益孝:システマティック腎臓栄養学―input・balance・outputで理解する,南江堂,2012
3)Maeda Y, Shiigai T:Diet therapy in diabetic nephropathy. Contrib Nephrol 155:50-58, 2007
掲載誌情報