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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻12号

2012年11月発行

文献概要

今月の主題 連携して診る腎疾患―タイムリーな紹介から患者マネジメントまで 腎機能を悪化させないために行うべき治療とは

軽症CKDの食事療法のコツとは?

著者: 前田益孝1

所属機関: 1JAとりで総合医療センター腎臓内科

ページ範囲:P.1932 - P.1934

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ポイント

★軽症CKDでは症状が軽く食事療法に対するモチベーションは期待できないため,患者の食習慣を尊重し十分なエネルギー摂取を確認したうえで,必要な制限を段階的に行う.

★食事療法はinput→balance→output(→feedback)のステップで考えると理解しやすい.

★CKD以外の疾患を合併する場合は,予後を最も左右する疾患の食事基準を優先する.

参考文献

1)前田益孝:腎臓病への食事療法―その新たなる展開.日本医事新報4554:46-47, 2011
2)前田益孝:システマティック腎臓栄養学―input・balance・outputで理解する,南江堂,2012
3)Maeda Y, Shiigai T:Diet therapy in diabetic nephropathy. Contrib Nephrol 155:50-58, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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