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今月の主題 連携して診る腎疾患―タイムリーな紹介から患者マネジメントまで 腎機能を悪化させないために行うべき治療とは
経口吸着炭は,いつ開始すべきか?
著者: 小西一典1 中野茂2 古家大祐1
所属機関: 1金沢医科大学糖尿病・内分泌内科学 2志賀クリニック
ページ範囲:P.1935 - P.1937
文献購入ページに移動★腎機能低下に伴い,体内に蓄積されやすく,腎障害や心血管疾患をもたらす尿毒症物質として,インドキシル硫酸がある.
★経口吸着炭は,尿毒症物質を腎臓に到達させる前に腸管内で吸着させ,便中に排泄させる.
★進行の速い糖尿病腎症では,血清クレアチニン(sCr)値が上昇していなくても,顕性腎症前期の段階からの経口吸着炭投与が,腎機能悪化や心血管事故抑制を期待できる.
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