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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻13号

2012年12月発行

文献概要

今月の主題 急性心不全への挑戦 診断・病態把握

侵襲的評価

著者: 品川弥人1

所属機関: 1北里大学医学部循環器内科学

ページ範囲:P.2088 - P.2091

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ポイント

★Swan-Ganzカテーテルでの血行動態のモニタリングは低心拍出状態が主体となる重症例やショック症例に適応となる.

★混合静脈血酸素飽和度(SVO2)は末梢循環不全の鋭敏な指標であり,心拍出量の変化をリアルタイムに反映する.

★心臓カテーテル検査は治療に難渋する重症心不全や,早期に原疾患の同定と評価が必要な場合は急性期にも適応となる.

参考文献

1)Nohria A, et al:Clinical assessment identifies hemodynamic profiles that predict outcomes in patients admitted with heart failure. J Am Coll Cardiol 41:1797-1804, 2003
2)Forrester JS, et al:Medical therapy of acute myocardial infarction by application of hemodynamic subsets(second of two parts). N Engl J Med 295:1403-1413, 1976
3)日本循環器学会,他(編):急性心不全治療ガイドライン(2011年改訂版).http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2011_izumi_h.pdf

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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