文献詳細
今月の主題 下痢と便秘―今日的アプローチ
下痢症へのアプローチ
文献概要
ポイント
★炎症性腸疾患は,近年患者数が増加しており,治療の種類も拡がりつつある.
★腹痛や下痢,血便を繰り返すことで受診される患者さんにおいては,その年齢を問わず,炎症性腸疾患を念頭に置くことが望ましい.
★鑑別すべき疾患のなかには治療法が全く異なるものがあり,注意が必要である.
★炎症性腸疾患は,近年患者数が増加しており,治療の種類も拡がりつつある.
★腹痛や下痢,血便を繰り返すことで受診される患者さんにおいては,その年齢を問わず,炎症性腸疾患を念頭に置くことが望ましい.
★鑑別すべき疾患のなかには治療法が全く異なるものがあり,注意が必要である.
参考文献
1)NPO法人日本炎症性腸疾患協会(CCFJ)(編):潰瘍性大腸炎の診断ガイド,文光堂,2007
2)難治性炎症性腸障害に関する調査研究班(渡辺班)(編):一目でわかるIBD, 2010
3)長沼 誠,渡辺 守:クローン病に対するインフリキシマブ治療における免疫調整剤併用の是非.INTESTINE 14:526-529, 2010
4)難治性炎症性腸障害に関する調査研究班(渡辺班)(編):潰瘍性大腸炎・クローン病の鑑別診断アトラス,2010
掲載誌情報