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今月の主題 下痢と便秘―今日的アプローチ 便秘症へのアプローチ
直腸肛門機能障害による便秘に対するアプローチ
著者: 神山剛一1 荒木靖三1 野明俊裕1
所属機関: 1大腸肛門病センター高野会くるめ病院
ページ範囲:P.260 - P.263
文献購入ページに移動★直腸肛門機能障害による便秘の診断は直腸肛門機能検査が有用である.
★評価にあたっては便を押し出す力が十分であるかどうかや,骨盤底筋群(肛門括約筋,肛門挙筋など)に不要な力が入っていないかどうかの観察が重要である.
★治療の基本は食生活の指導であり,次いでバイオフィードバック療法などの保存療法で,手術適応は限定的である.
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