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文献詳細

雑誌文献

medicina49巻2号

2012年02月発行

文献概要

今月の主題 下痢と便秘―今日的アプローチ 便秘症へのアプローチ

便秘症に対する摘便や浣腸の適応・禁忌と手技の実際

著者: 加藤真吾1 屋嘉比康治1

所属機関: 1埼玉医科大学総合医療センター消化器肝臓内科

ページ範囲:P.282 - P.284

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ポイント

★便秘の治療としての摘便・浣腸は,緩下剤により治療が奏効しない場合に施行する.

★摘便は浣腸より侵襲が大きいので,まず,浣腸を試みる.

★摘便・浣腸とも患者に対する心理的ストレスが大きいので,それぞれの手技の必要性を詳しく説明し,プライバシーの保護に努めることが大切である.

参考文献

1)田中孝美:浣腸・摘便.川島みどり(監修):看護技術スタンダードマニュアル,pp 190-202, メヂカルフレンド社,2005
2)小沢ひとみ:グリセリン浣腸・摘便.写真でわかる基礎看護技術1, pp 100-110, インターメディカ,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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