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今月の主題 下痢と便秘―今日的アプローチ 便通異常をきたしやすい病態と対処法
過敏性腸症候群に伴う便通異常
著者: 本郷道夫1 金村政輝1
所属機関: 1東北大学病院総合診療部
ページ範囲:P.298 - P.301
文献購入ページに移動★過敏性腸症候群(IBS)は一般検査では症状の原因と同定できないが,徐々に解明が進んでいる.
★IBSは一般人口の15%に,消化器を中心とする医療機関受診者の30%に認められる.
★IBSの病態には,内臓知覚過敏と消化管運動機能異常とが深くかかわっている.
★IBSの診断には症状の聴取が重要である.
★IBSの治療は,対症療法を基本とするが,新しい治療薬の開発が進んでいる.
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