文献詳細
今月の主題 下痢と便秘―今日的アプローチ
便通異常をきたしやすい病態と対処法
文献概要
ポイント
★各疾患において便通異常をきたす機序は異なり,同じ病気でも患者間で異なることがある.
★基本的には全身疾患の治療が,便通異常の改善につながる.反対に原疾患が治療抵抗性であると,便通異常も消化管作動薬のみでは限界がある.
★便通異常が起きている機序を理解し,患者の病態に応じた治療をこころがける.
★各疾患において便通異常をきたす機序は異なり,同じ病気でも患者間で異なることがある.
★基本的には全身疾患の治療が,便通異常の改善につながる.反対に原疾患が治療抵抗性であると,便通異常も消化管作動薬のみでは限界がある.
★便通異常が起きている機序を理解し,患者の病態に応じた治療をこころがける.
参考文献
1)Sellin JH, Chang EB:Therapy Insight;Gastrointestinal complications of diabetes;Pathophysiology and management. Nat Clin Pract Gastroenterol Hepatol 5:162-171, 2008
2)Daher R, et al:Consequences of dysthyroidism on the digestive tract and viscera. World J Gastroenterol 15:2834-2838, 2009
3)Pfeiffer RF:Gastrointestinal dysfunction in Parkinson's disease. Parkinsonism Relat Disord 17:10-15, 2011
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